​開催要項

全日本ろう学生懇談会のルーツは、1959年に近畿で「近畿ろう学生懇談会」が設立されたことに始まります。その近畿聴覚障害学生懇談会に引き続き、1961年には「関東聴覚障害学生懇談会」、

1985年に「東海聴覚障害学生懇談会」が次々と設立され、1986年には近畿における学生運動から全国的な

規模の活動を目指して「関東聴覚障害学生懇談会」「東海聴覚障害学生懇談会」

「近畿聴覚障害学生懇談会」の3団体を中心とした「全日本聴覚障害学生懇談会連合」が設立されました。

私たちの活動は関東・東海・近畿のみならず、北海道・四国・九州・沖縄の各地域においても

懇談会設立の動きが出て、より全国的な組織を求め、またろう学生同士の連携を図るために1997年に

「全日本ろう学生懇談会」が設立されました。

その際、本会は「独りぼっちのろう学生をなくそう」「聴く権利・学ぶ権利」「社会改革」を三本柱として、

学生の問題解決に限らず、一人ひとりが持っている夢を実現すること、そしてそれが可能な環境を

創っていくことを目的としました。この目的を実現させる一つの企画として、2000年に「冬の集い」が

行われ、全国のろう学生が集い、交流が図られました。そして、参加者が会員限定になったことにより

2006年に「冬の集い」から「全日本ろう学生懇談会 会員の集い」に改称され、現在に至っています。

2019年度は、近畿で初めて懇談会が設立された1959年から60周年を迎える節目の年であり、

今回が令和最初の会員の集いとなります。

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これまで会員の先輩方が引き継いできたものがあるからこそ、60年目を迎えることができました。

2020年には東京オリンピック・パラリンピックがあり、日本に新しい風が吹くでしょう。

そのため、私たちは長い歴史に感謝するとともに、本年度の会員の集いを通して出会う新しい友人、

新しい知識や価値観、新しい自分を見つけ、

次のSTEPに繋げていける自分なりの「ブレイクスルー」で新しい何かを掴んでください！

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Let’s　BREAK THROUGH！